常にグルを思い
神を思い
人生の真の目的を思いなさい
これら三つを生涯にわたって
思うことができれば
あなたの人生は
有意義なものとなるでしょう
– スワーミー・アーナンダ –

スワーミー・アーナンダジー・マハラージ
真理を求める方へ
人生には いまだ答えられていない多くの問いがあります
生命の神秘、そして他の数えきれない問題です
これらの問いは 永遠に解かれることはないのでしょうか
それとも 答えと解決があるのでしょうか
これらすべての問いには はっきりとした答えと解決があります
その答えはただひとつ―「ほんとうの自己を知ること(真我の悟り)」です
すなわち 自己自身の内に秘められた本質を発見することです
自己の本質は この宇宙全体の源であり またその本質そのものでもあります
– スワーミー・アーナンダ –
スワーミー・アーナンダ師は、1950年4月18日、インド・オディシャ州にて、名門のバラモン一家にお生まれになりました。スワーミージーは当時屈指の教育機関で学ばれ、ご両親は将来、ご子息を海外留学させることを望んでおられました。
しかし、デリー大学で学ばれていた19歳のとき、スワーミージーは人生の空しさを覚え、生のより深い意味を求める強い求道心を抱かれました。その内なる呼びかけに突き動かされ、スワーミージーは学業を中断し、心を満たす何かを求めてインド各地を放浪されました。

真理を求めるその旅のなかで、神の恩寵に導かれ、スワーミージーはインド東海岸の巡礼地プリーの砂浜にある小さな庵にたどり着かれました。そこで、スワーミージーは尊き師と出会われたのです。ディビャダームの聖マザーである、マー・バーバーマイー・パラマハンサです。
スワーミージーはかねてより、人生のより深い意味を教えてくださる悟達した師を求めて、ヒマラヤへ行きたいという願いを抱いておられました。そして、聖マザーと何度かお会いになった際、その願いをマザーにお打ち明けになりました。
その時、聖マザーは、スワーミージーの心に深く響く言葉をおかけになりました。
「でも、どこへ行っても、自分の心を一緒に連れていくのではないですか。心に平安と調和がなければ、どこへ行っても混乱した心のままですよ。」


このシンプルでありながら深遠な真理の言葉は、スワーミージーの魂の深部にまで響きわたりました。自らの無力さを知ったスワーミージーは謙虚な気持ちで、混乱した心を鎮め、平安を授けてくださるよう、聖マザーにお願いしました。この時から、スワーミージーの新たな旅は始まり、深く結ばれた師弟関係も始まったのです。
スワーミージーは、聖マザーよりディークシャ(入門の儀)を受け、手厚いご指導のもと、熱心にサーダナ(霊的修行)に励まれました。神聖なる師の恩寵のもと、スワーミージーはまもなく豊かな霊的体験と深い瞑想に導かれ、真我の悟りへと向かわれました。
1986 年、ハリドワールのクンブ・メーラー祭において、スワーミージーはサンニャーサ・ディークシャ(出家の儀)を授かり、「スワーミー・アーナンダ」となられました。その後、聖マザーの御指示に従い、スワーミージーは、真理を求める求道者たちを導くことに身を捧げられました。
師の御意思を実現するため、スワーミージーはヨーロッパ、チリ、日本などを訪れ、講話や個別指導を通じて、人生の深い意味を探し求める人びとに光を授けられました。スワーミージーは、人びとに人生の本当の目的を理解させ、自己の本質―すなわち光と喜びの源―を発見する方法をお教えになりました。
グルの教えに根ざし、また、自らの霊的体験にも裏打ちされたスワーミージーのメッセージは、人びとの魂に深く触れ、多くの人々が霊的な道を歩み始めるきっかけとなりました。スワーミージーのお導きによって、世界中の多くの人々が人生を新たにし、聖マザーとスワーミージーの示された道を実践し歩んでいます。
2002年5月、聖マザーが永遠の住処へと還られてからは、スワーミージーはディビャダーム・ヨーガアーシュラムの総長をお務めになりました。スワーミージーは師の教えと理想を生きた伝統として守ることに全身全霊を捧げられました。完全なる帰依と揺るぎない信念をもって、多くの真摯な求道者を、師が示された聖なる道へとお導きになったのち、2025年4月22日にマハーサマーディ(大三昧)にお到りになりました。

